免震装置について

それは、万全な免震装置。機器や情報をまもり、地震のリスクを回避する。

耐震が地震の揺れに抵抗するのに対し、
免震は地震の揺れをなるべく受けないようにする地震対策です。
免震をおこなう場合は、故障・損壊を防ぎたい精密機器などの下部に
免震装置を設置します。実際、全国のデータセンター・電算室などでは、
地震の衝撃からホストコンピュータやサーバをまもるため、
積極的に免震対策を実施しております。

耐震対策

概要

故障・損壊を防ぎたい精密機器などと床を、アンカーボルトでつないで固定します。

メリット

転倒防止などの地震対策を比較的安価におこなえます。

デメリット

地震の衝撃が伝わってしまうため、精密機器内の情報データなどをまもりきれない場合があります。

免震対策

概要

地震の揺れを吸収する免震支承を組み入れた床やプレートを、故障・損壊を防ぎたい精密機器などの下部に設置します。

メリット

すぐれた性能が得られる(マグニクレードルの場合、地震の衝撃を最大1/10に低減)ほか、比較的安価かつ容易に敷設できます。

デメリット

稼動領域が必要になるので、スペースにある程度の稼働範囲が必要となります。